ランチ会で従業員1名を排除した会社、敗訴 snub



イギリスの自動車ディーラー会社は、社内で差別が行われたとして支払いを命じられました。

イギリスでフランチャイズ展開を行っているディーラーは、以前働いていた従業員から提訴されました。従業員は、毎月恒例のランチ会から1人だけ排除されていたと言います。

従業員は別の支店で働いていた2018年の3月、当時の上司に職場内差別の問題を訴えました。それ以来、繰り返し冷遇を受けるようになり、その後、別の支店へ異動になりました。

ランチ会は毎月最後の金曜日で、同じ職場で働く同僚たちはピザやテイクアウトフードを注文できました。しかし、今回訴えを起こした従業員は、注文を取る際、いつも無視されていました。

尚、異動になる前の職場ではランチ会に参加してたそうです。

会社側は「従業員の就業時間が13時であったため、ランチ会に参加させられなかった」と述べましたが、適切な理由ではないとして認められませんでした。

また、裁判では、時短や同僚からの無視など、従業員が職場内差別に苦しんできたことを示す十分な証拠があるとされました。

裁判官は、「会社は、従業員はランチ会に参加したいか確認すべきだった」と述べたとのことです。また、労働時間と賃金のカット、同僚からの無視といった差別が行われた証拠も存在するとしています。

従業員の失った賃金と精神的苦痛の代償として、裁判所は会社に3万2千ドル(約350万円)の支払いを命じました。


誰かを除け者にして行われるランチ会、参加者は楽しいのでしょうか。職場での嫌がらせや無視、社会人になってまでそのような幼稚な行為をする人には呆れてしまいます。

今日の英単語:snub
snubは「鼻であしらう」「冷遇する」という意味で、特に誰かを無視して冷たい態度を取るような場合に使われます。insultやslight等の類義語です。


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