逃げ出した犬がNYの街を疾走 borough


今日は英語ニュースで単語力UPをお送りします。

今回のニュースはこちらです。

米国ニューヨーク市のマンハッタンで逃げ出した犬が、7日後にクイーンズで見つかりました。

「インディー」は3か月前にインドのコルカタで保護された犬です。マンハッタンのアッパー・ウエスト・サイドでドッグシッターから逃げ出しました。

飼い主は近隣住民が交流するアプリ「Next Door」から、インディーが南に向かって逃走したという目撃情報を得ました。また、失踪の1時間後にはクイーンズ・ミッドタウン・トンネルの防犯カメラがインディーの姿を捉えていたことを知りました。

「希望を失いかけた時、インディーに似た犬がクイーンズ・ミッドタウン・トンネルで目撃されたという連絡を受けたのです」

メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ(MTA)によると、職員がインディーを捕まえることは出来ませんでしたが、トンネルを安全に通り抜けることが出来るよう、交通整理を行ったそうです。

トンネルのクイーンズ側に現れたインディーは、MTA職員をすり抜けてロングアイランド高速道路を走りました。

その後、ロング・アイランド・シティで働く男性が、猫の家として知られる建物のある地域で、犬が歩いている姿を目撃しました。

「昼食に出かけた際、男性は電話番号が記載されているチラシを目にしました。それで目撃した犬がインディーであったことが分かったのです」

インディーには脱水症状が見られ、体重が1ポンド(約450グラム)ほど減っていましたが、自宅に戻って元気にしているとのことです。



インドで保護された犬がニューヨーク市を疾走するという、何とも壮大な話です。ドッグシッターから逃げ出したということで、保護されるまではシッターの方も気が気ではなかったと思われます。無事に見つかって、飼い主の家に戻ることが出来て良かったですね。大冒険の後は健康状態が回復するよう、ゆっくり休んでほしいと思います。

今日の英単語:borough
boroughは「自治区」や「市」などを意味する単語で、特にニューヨーク市の行政区を表します。ニューヨーク市のboroughsと言えばブルックリン、ブロンクス、マンハッタン、クイーンズ、スタテンアイランドの5区です。


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