「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」を読み、定年退職したら資産管理会社を設立しようと決めました。


「私たちをとりまく世界は、大きくゆがんでいます。その歪みから、必然的に、得をする人、損をする人が生まれます。本書では、制度の歪みから生じる恩恵を「黄金の天使の羽根」と呼んでいます。」

日本は黄金の羽根を撒き散らしながらゆっくり落ちている天使です。黄金の羽根を拾い集め恩恵を受ける人がいる一方、羽根をせっせとつむいでいる人がいます。前者は制度を上手く利用してお金を受け取っている人々、後者は税金と社会保険費をせっせと払うサラリーマンです。

本書には、住宅ローンでのマイホーム購入に潜むリスク、生命保険のカラクリ、健康保険制度・公的年金制度・雇用保険制度の不公平、資産運用の大切さ、節税の技術など、お金に関する必須知識が網羅されています。

他の金融リテラシー本では、これらのテーマのうち一つか二つしか扱っていません。金融リテラシー本は本書一冊をもっておけばOKです。

サラリーマンがいかに税制や年金制度、健康保険制度、雇用保険制度によって搾取され、生命保険会社や住宅販売会社からぼったくられているかが分かります。

税制や社会保険制度を変えることはできませんが、知識武装することで被害を最小限に食い止めることができます。マイホーム購入や生命保険の正しい知識を持つことで、ぼったくられたり、過大な金融リスクを避けられます。資産運用することで、国に頼らない老後を作ることができます。

本書ではさらに、サラリーマンでもできる節税方法や国から格安の金利でお金を借りる方法が紹介されていて非常に参考になります。

私はこの本を読んで、時期がきたら国民生活金融公庫からお金を借りて運用し、定年退職したら資産管理会社を設立しようと決めました。資産運用による収入が増えてきたら退職前でも妻に社長になってもらい設立するかもしれないです。

これからを自分の力で生き抜く全ての人におすすめです。

本書は残念ながら絶版となっています。古本をアマゾンやブックオフで安く買えます。

今は世界にひとつしかない「黄金の人生設計」「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計の二冊に分けて文庫本として出版されています。新品が良い人はこちらを。


お読みいただきありがとうございました。
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