☆TOEIC400からTOEIC935英検1級MBAを取得した作者の英語遍歴を公開中☆
~いままでのあらすじ~~~~~~~~~~~~~
社会人3年目に同期がロンドン勤務になったことをキッカケに英語学習を決意するもすぐに飽きて勉強をやめてしまう。
そしてとうとう英語とは関係のない部署へ転勤してしまう。この転勤をきっかけに英語学習を再開した。
血のにじむ努力の結果TOEIC815を獲得。
留学生候補公募になぜか合格し留学生候補として留学受験の勉強を開始。
リスニングに苦しめられながらも、音読とシャドーイングを繰り返し、
何とかTOEFL600(CBT換算250)オーバーをゲット。TOP10MBAに合格する。
そしていよいよMBAプログラムが開始された!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
MBA留学中には、授業でのディスカッション、プレゼンやグループワークなど様々なことをやりました。
しかし、今振り返ってみると、大半の時間は「読むこと」に費やしてきたように思います。
各教科のテキスト、クラスで使用するスライドのプリントアウトを授業の前に準備として読み、試験前にも大量に熟読しました。
科目によっては米国企業の実際の決算報告書(10-K formといいます)を読み、調べることが要求されますが、10-K formは200ページくらいあります。
自宅、図書館、野外など様々な場所でこれらの英文を読みまくりました。
授業がなくグループワークもない日などは、一日中図書館で英文を読むという日もザラにありました。
中学時代からMBA留学前までの10年以上の間に読んだ英語の量を遥かに超える分量の英文を、MBAの2年間で読み倒しました。
最初の頃は電子辞書に首っ引きで、なかなか思うように読めませんでした。
しかし、毎日のように大量の英文を読んでいるうちに、だんだんと読むスピードが速くなっていきました。
そして、経営や経済・会計などMBAのカリキュラムに関する英文は辞書なしで読めるだけの単語力がついてきました。
単語力・読解スピードがついてくると、大量の英文を読むことが苦痛でなくなり、やがて快感に変わってきます。
昔は読めなかった英文を大量にストレスなく読みこなし、英語のまま理解する。
このような、「今までできなかった事ができるようになる」というのは人間にとって大きな快楽なんだと思います。
子供の頃、ファミコンのアクションゲームを極めることに熱中してましたが、「できない事ができるようになる快感」という点では、私にとってファミコンも英文読解も同じだったのかもしれません。
このような多読の快楽を存分に味わった後は、MBAで学習することに関する本であれば、日本語の本よりも英語の方が抵抗無く読めるくらいまでになりました。
帰国後、英検1級を受けてストレートで1次・2次と合格し、TOEICで900オーバーを取りましたが、これはMBA留学中の多読の効果が大きかったと思います。
私は英語学習法として、音読とシャドーイングが効果的であると考えていますが、それらに加えて、多読も効果的な方法としておすすめできます。
特に英検1級やTOEC900を目指すレベルにある人には「多読は必須です」といっても過言ではないでしょう。
このような多読は留学しないとできないわけではありません。
日本でも英語の本や新聞を購入することができます。
英検1級を受ける人にはジャパンタイムズなど英字新聞を、それ以外の人にはシドニーシェルダンなどの読みやすいペーパーバックが良いと思います。
「何を読むか」よりも「大量に読むこと」が重要です。
自分が興味の持てるものをどんどん読んでいきましょう。
To be continued... → 【英語留学格闘記38】東大生とMBAの密接な関係
お読みいただきありがとうございました。
素晴らしい英語ブログがたくさんあります。こちらもどうぞ。
↓
にほんブログ村
↓↓ツイッターをフォローいただくと、ブログ更新情報を受け取れて便利です。
Follow @tabbycat111
コメント
コメントを投稿