【英語留学格闘記39】企業派遣留学生に物申す!


本日は【英語留学格闘記】をお送りします。


☆TOEIC400からTOEIC935英検1級MBAを取得した作者の英語遍歴を公開中☆
~いままでのあらすじ~~~~~~~~~~~~~
社会人3年目に同期がロンドン勤務になったことをキッカケに英語学習を決意するもすぐに飽きて勉強をやめてしまう。
そしてとうとう英語とは関係のない部署へ転勤してしまう。この転勤をきっかけに英語学習を再開した。
血のにじむ努力の結果TOEIC815を獲得。
留学生候補公募になぜか合格し留学生候補として留学受験の勉強を開始。
リスニングに苦しめられながらも、音読とシャドーイングを繰り返し、
何とかTOEFL600(CBT換算250)オーバーをゲット。TOP10MBAに合格する。
そしていよいよMBAプログラムが開始された!
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MBAに派遣される際に、会社の上司や先輩から、、

「勉強だけじゃなく、幅広い経験をしてきなさい」

といわれました。

そして「○○を勉強・研究してこい」というような具体的な指示はありませんでした。

このような状況は、留学派遣制度を持つ日本企業ではどこでも大体同じようです。


本来であれば、

1.企業としてのゴールを設定し、

2.現状とゴールの間のギャップを分析し、

3.ギャップを埋めるために企業は何をすべきかを検討し、

4.そのすべきことを実行するためには、どのような能力をもった社員が必要かを分析し、

5.その必要な能力を得させるために社員の能力開発を行なう。

6.能力開発の手段として留学が適切と判断した場合は、留学制度を作る。


というように、企業戦略と人材育成方法は密接に結びついているべきです。

しかし日本では、人材育成を企業戦略の一環として捉えている企業はまだ少ないようです。

ただなんとなく留学生派遣制度を実施している、という企業がほとんどではないでしょうか。

そのために、留学派遣生に対し具体的な学習方針を指示することもなく、

「まあ、楽しんできなさい」というようなノホホンとした指示だけという事になるのです。


で、このようなノホホン上司の指示を真に受けた留学派遣生は何をするか。

卒業できるだけの最低限の勉強をしたら、あとは

・人脈形成という名目のゴルフ三昧
・休日の度にアメリカ各地を観光旅行

となりがちです。


これまでのように、終身雇用が保証され、留学経験者が企業組織の知的特権階級として出世が保証されるのであれば、このようなノホホン留学生活も良いでしょう。

しかし今後は、どの企業がどうなってしまうかは分かりません。

そこで、これから留学をする人、特に企業派遣生として留学し、留学後の就職の心配もしなくて良い人に一言。


  人は「遊べ」と命令されなくても遊ぶ。「遊ぶぞ!」と決意しなくても自然と遊ぶ。

  「遊ぶこと」を留学の目標にするな!「学び、考える」ことを目標にしろ!!

最近はTOP校MBAを卒業しても、ヘッドハンターからのお声がかからない恥ずかしい留学生もいるようです。そうならないように勉強し、考えましょう。


お読みいただきありがとうございました。
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