サーバルが逃走、住宅に現れる permit

今日は英語ニュースで単語力UPをお送りします。

今回のニュースはこちらです。

米国カリフォルニア州で、ネコ科の野生動物サーバルの目撃情報が相次いで報告されました。

自宅裏庭でサーバルを目撃した女性は「最初に見た時『あれはヒョウ?動物園か野生動物公園かどこかから逃げて来たの?』という感じでした。その場にいた私たちの誰も、それが何なのか分かりませんでした」と話しています。

近隣住民がその動物の写真を撮り、後に小型のヒョウに似た野生動物サーバルだということが判明しました。カリフォルニア州では、許可なしにサーバルを飼育することは違法です。

サーバルは「ファラオ」という名前で、4年前に男性とその母親に購入されました。購入時、サーバルではなく、サバンナキャットだと説明されたそうです。サバンナキャットは、サーバルとイエネコを掛け合わせた品種です。

近年、男性の母親が亡くなり、男性とその妻がファラオの面倒を見ていましたが、ファラオは逃げ出してしまいました。もしファラオが捕まって、純潔のサーバルだということが証明されれば当局に押収されてしまいますが、飼い主一家はそのことを理解した上でファラオが見つかることを望んでいます。

「とても恐ろしいですが、ファラオを見つけたいのです。ファラオが1人ぼっちで外の世界にいるよりも、私たちと離れても安全な場所にいて欲しいと思います」

州野生生物局は、パートタイムでヘビの捕獲を行っている男性に、ファラオを捕らえるために罠を設置する許可を出しました。男性は以前、保安官代理として捜索救助活動を行っていた人物です。

男性は「サーバルを見つけるために私が出来ることは何でもします。明らかにここはサーバルのいるべき場所ではないからです」と話しています。


飼い主もサーバルとは知らず、サバンナキャットと思い込んで飼っていたのかもしれませんが、もしサバンナキャットだったとしても、逃げ出したらやはり大変です。それなりの危険性がある生き物を飼育する以上は、きちんと管理する必要がありますね。近隣住民の方々のため、そしてファラオのためにも、一刻も早く無事に保護されることを願います。

今日の英単語:permit
permitの名詞は「許可証」という意味で知られていると思います。permissionが不可算名詞で概念的な許可を意味するのに対し、可算名詞のpermitは「許可証」「免許証」などの形を伴う許可を表します。


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