二人の人生を分けたものとは?WSJのセールスレター

25年前のある晴れた春の午後、二人の若者が同じ大学を卒業しました。二人はとても似ていました。平均より上の成績で卒業し、品行方正で、大学を卒業したての若者が皆そうであるように、野心にあふれていました。

卒業25周年の同窓会で、二人が大学に帰ってきました。

25年たった今でも、二人は良く似ていました。二人とも幸福な結婚をして、どちらも三人の子供に恵まれていました。大学を出た後は二人とも同じ会社に就職し、二人とも今でもそこで働いています。

しかし、一つだけ違いがありました。一人は小さな部署の課長になっていました。もう一人はその会社の社長になっていました。

何がこの違いを生んだのでしょう。

何が人の人生をこのように大きく変えるのでしょう?生まれ持った頭脳や才能、ハードワークではありません。一人は成功したいと望み、一人は成功を望んでいなかった、というわけでもありません。

この違いは、語学力を持っているか、その語学力を有効に生かしているか、にありました。

だからこそ、今、私は音読の大切さについての文章をあなたに向けて書いています。音読こそが、語学力を向上させ人生を豊かにする、最も効果的な方法なのです。

・・・

昔のWall Street Journalのセールスレターをぱくって書いてみました。
元ネタは以下です。

Dear Reader:

On a beautiful late spring afternoon, twenty-five years ago, two young men graduated from the same college. They were very much alike, these two young men. Both had been better than average students, both were personable and both – as young college graduates are – were filled with ambitious dreams for the future.

Recently, these two men returned to college for their 25th reunion.

They were still very much alike. Both were happily married. Both had three children. And both, it turned out, had gone to work for the same Midwestern manufacturing company after graduation, and were still there.

But there was a difference. One of the men was manager of a small department of that company. The other was its president.

What Made The Difference?

Have you ever wondered, as I have, what makes this kind of difference in people’s lives? It isn’t always a native intelligence or talent or dedication. It isn’t that one person wants success and the other doesn’t.

The difference lies in what each person knows and how he or she makes use of that knowledge.

And that is why I am writing to you and to people like you about The Wall Street Journal. For that is the whole purpose of The Journal: To give its readers knowledge – knowledge that they can use in business.

WSJ紙はこのレターをダイレクトメールで送った結果、数千億円も部数が伸びたといわれています。


お読みいただきありがとうございました。
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