米国アリゾナ州で、野生動物のペッカリーがチートスを求めて車に侵入し、短いドライブを楽しみました。
ヤヴァパイ郡の保安官事務所は、コーンヴィルの近隣住民から通報を受けました。その内容は「ペッカリーがスバルのステーションワゴンに閉じ込められている」というものでした。
後部ドアが開けっ放しになっていた車の中には、袋入りのチートスが置いてありました。そのチートスを求めて、夜のうちにペッカリーが車内に侵入したものと見られています。
ペッカリーは、車内で動き回っているうちに後部ドアを閉めてしまい、閉じ込められてしまった模様です。
更に車から脱出しようともがいているうちにシフトレバーをニュートラルに入れてしまい、車が動き出しました。車は道路を横切って木の下で停車しました。
保安官代理が後部ドアを開けると、無傷のペッカリーは逃げて行きました。
ペッカリーはダッシュボードと、助手席のドアの内装に損傷を与えたということです。
ペッカリーは無傷で良かったですが、車の一部にダメージを与えられて大変でしたね。車内に食べ物を置きっ放しにしておくと、虫なども寄って来る可能性があるので、やめておいた方が無難かと思います。また、防犯のためにもドアはきちんと閉めてロックしておいた方が良いですね。
今日の英単語：peccary
革製品に詳しければ「ペッカリー」と聞いてピンとくる方もいるかもしれません。ソース中でpeccaryの他にjavelina、skunk pig等と表記されているペッカリーは、イノシシに似た哺乳類です。和名を「ヘソイノシシ」と言います。
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