本書は、人間に必須の金融リテラシーを、一番てっとりばやく簡単に身に付けられる本です。
投資のプロである山崎氏が、投資のしろうとの大橋氏にお金の増やし方をレクチャーする形式です。
山崎元1958年北海道生まれ。1981年、東京大学経済学部卒業、三菱商事に入社。その後、野村投信委託、住友生命保険、住友信託銀行、シュローダー投信、NBインベストメントテクノロジー、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一證券、第一勧業朝日投信投資顧問、明治生命保険、UFJ総合研究所に勤務。また、2016年まで6年にわたり獨協大学経済学部特任教授として教鞭を執った。現在は楽天証券経済研究所客員研究員をつとめつつ、精力的に執筆・講演を行っている。著書多数。大橋弘祐立教大学理学部卒。大手通信会社の広報、マーケティング職を経て、作家、編集者として活躍中。著書に『SURVIVAL WEDDING(サバイバル・ウェディング)』『難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!』(文響社)など
山崎氏はほかにも多くの本を書いていますが、内容は一貫しています。逆にいえば、どれか一冊を読めばよいということです。
本書はしろうとの大橋氏とのかけあいで話がすすむので、山崎氏の他のどの本よりも、わかりやすい構成になっています。山崎氏の本の中から一冊どれかを人にすすめるとすると、私は本書をあげます。
山崎氏の主張は明快です。
・ガン保険など余計な金融商品を買わない・家のローンを返してしまうのが最強の投資・覚える金融商品は3つだけ(日本株のETFと外国株のインデックス投信、個人向け国債)
余計な金融商品を買わず、浮いたお金でETFやインデックス投信を買ってほったらかしておけば、あなたのお金は勝手に増えていきます。
たったこれだけのことを日本人全員がやれば、日本の老後問題は解決するんじゃないかとおもいます。
政府もそれは分かっていて、だからこそ、NISAやイデコといった投資の非課税制度を作って「貯蓄から投資へ」という政策を進めているのでしょう。
私自身の経験からもいえることですが、資産運用をしてお金がたまると、かなり気持ちに余裕ができます。老後の不安もなくなり、むしろ老後が楽しみになります。
本書などを参考に、お金を増やす資産運用をはじめることをお勧めします。
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