米国ロードアイランド州の動物園で、絶滅寸前のアメリカアカオオカミの赤ちゃんが誕生しました。この動物園での誕生は2005年以来初めてです。
ロジャー ウィリアムズ パーク動物園によると、赤ちゃんは5月5日に誕生しました。母親は6歳の「ブレイブ」、父親は7歳の「ディエゴ」で、ブレイブにとっては初めての出産でした。
動物園は「動物園の飼育係と獣医師のチームは、赤外線カメラを巣穴に設置して、母親と赤ちゃんを見守っています」と発表しています。
「赤ちゃんは着実に体重を増やしています。来月は赤ちゃんの成長にとって非常に重要な時期となります」
アメリカアカオオカミは最も絶滅に近いと考えられているイヌ科の種であり、僅か15-20頭が野生に生息しています。
先日、絶滅寸前のアムールヒョウの赤ちゃんが誕生したという記事をお伝えしましたが、今回はアメリカアカオオカミの赤ちゃんです。野生のアムールヒョウは100頭以下だということでしたが、アメリカアカオオカミは15-20頭ともっと少ないですね。少しずつでも確実に個体数を増やして、絶滅の危機から逃れて欲しいと願います。
今日の英単語:canid
canidはイヌ科・イヌ属の動物を表します。イヌ科の動物を指す言葉としてはcanineがよく知られているかと思いますが、canineが主に犬やオオカミを意味するのに対し、canidには犬、オオカミの他にもキツネ、コヨーテ、ジャッカルなどが含まれます。
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