王陽明の名言「努力することを手がけたばかりで、どうして腹のなかまで光りかがやくようにできようか…

過去の記事で、王陽明「伝習録」を紹介しました。


「伝習録」の中から、私の心に刺さった名言を紹介します。

努力することを手がけたばかりで、どうして腹のなかまで光りかがやくようにできようか。たとえば、ほとばしっている濁流を瓶の中に貯えたばかりのときは、はじめは流れがとまっても、やはり混濁した水である。流れをとめて澄ますことしばらくすると、自然と不純物はすっかりなくなって、もとのきれいな水になるようなものである。きみはひとえに良知に立脚して努力しなさい。良知が発現されること久しければ、まっくろなものも自然と光りかがやくようになる。いま速効を求めようとするのは、むしろなくもがなの作為であって、努力したことにはならないよ。


濁った水の不純物が少しずつ沈殿していくように、人間の心の成長もゆっくりと進んでいく、ということです。

あせらず、ゆっくりと取り組んでいきたいと思います。

つい、心が揺れ動いてしまい、不純物をまた舞い上がらせてしまうこともありますが、、、


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