※この記事を書いたのは2008年12月です。今ではMBAの就職先トレンドはさらに変遷し、テック企業が人気です。しかし、テック企業の勢いにも陰りが見られます。今後さらにトレンドは変化していくことでしょう。
The Wall Street Journalに"M.B.A.s Veer Off Path to Big Finance Jobs" という記事が載っていました。
これまで、MBA卒業生に人気の就職先としては、投資銀行などの大手金融機関が圧倒的な人気でした。
昨今の投資銀行の破綻、吸収合併、商業銀行への転換を受けて、投資銀行の人気は衰えているようです。
また、投資銀行からのMBAに対する求人も冷え込んでいるとのこと。
代わりに人気を得ているのが、コンサルティング会社、プライベートエクイティ、一般企業の財務部門、などだそうです。
これらの会社に就職するための競争は激しく、買い手市場の様相を呈しているようです。
卒業する年によって就職環境が全く違い、世代による運不運が人の人生を大きく左右するのは、日本もアメリカも同じようですね。
こればかりはどうしようもないので、自分のおかれた環境を受け入れて頑張るしかありません。
私が最初に就職した時は、今のように景気の悪い時で、就職活動では苦労しました。
しかし、不況期に苦労して就職し、新入社員時代に不況に波にもまれながら仕事をした経験は、良い糧になりました。
「苦しみの報酬は経験なり」です。
次の景気回復局面に向けて地力をつけていく良い機会だと考えて、前向きに頑張りましょう!
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