スティーブ・ソレイシィ、 大橋弘祐「難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!」



 


 

本書は、「難しいフレーズや単語を覚えるのではなく、観光や日常生活、ビジネスで使える表現だけを覚えてそれを使い倒しましょう」と提案しています。

私が留学したときや外資系企業に入社したばかりの時は、”How about you?”を使い倒していました(今でもそうです)。この”How about you?”が本書でも「会話がとまらなくなる」便利フレーズとして紹介されています。

何か聞かれたら、その質問に答えて、その後質問を返す、というのが会話のパターンですが、”How about you?”がとても役に立つのです。

外人:“What did you do the week end?” (週末なにやってた?)
自分:“I went shopping. How about you?
外人:”I played golf.”

という具合です。

また、「病院で自分の症状を説明する」というのは日常英会話の中でもハードルの高いものですが、本書では、とても便利な表現を紹介しています。

例えばわき腹が痛いときは、自分のわき腹を指さしながら、

“I have a problem here.” (ここに問題があります)

と言えば良いのです。

この表現はとても便利で、パソコンの調子がおかしい時は、パソコンを指さしながら

“I have a problem here.”

といえば良いですし、作成している資料の中におかしい箇所がある場合は、資料のその場所を指さしながら、

“We have a problem here.”

と言えば伝わります。

TOEICのスコアアップに役立つ本ではありませんが、英会話の実力を上げるのに直接役立つ良書です。



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