ワシントン州に住む女性が飼っている19ポンド（約8.6㎏）の猫が行方不明となり、28日後に隣家の煙突から見つかりました。
猫の「パイパー」が行方不明になった時、女性宅の隣は工事中の空き家でした。
女性はビラを作ってパイパーを探しましたが、何も手掛かりは得られず、見つけることが出来ませんでした。
行方不明から28日後、隣家に新しく引っ越して来た住人から「5日間ほど猫の鳴き声が聞こえる」という話を聞きました。
女性は猫を探すために隣家に招き入れられ、煙突ダンパーの中で身動きが取れなくなっているパイパーを見つけました。
その時のことを「パイパーは大きな猫です。煙突を下りて行くことが出来るなんて、考えもしませんでした」と話しています。
「希望を捨てたくありませんでした。パイパーがもう戻って来ないかもしれないと心のどこかでいつも思っていましたが、本当にいなくなってしまった訳ではないとも感じていました」
女性はパイパーを動物病院に連れて行きました。パイパーには脱水症状が見られ、また、行方不明だった間に7ポンド（約3㎏）体重が減っていたといいます。
尚、どれくらいの時間パイパーが煙突の中にいたかは分からないということです。
28日間煙突に入っていた訳ではないと思われますが、よく無事に見つかりました。もう少し隣人の引っ越しが遅かったり、鳴き声の話を聞かなかったりしたら危なかったですね。飼い主の女性の心配と驚きは大変なものだったと思います。
今日の英単語：portly
ソース中でパイパーを”the portly feline”と表現してありますが、portlyは「太っている」「肥満体」という意味です。特に中年男性を指して「恰幅が良い」というような意味でも使われます。
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