国際宇宙ステーションで1年間過ごした後に地球に帰還したワインがオークションに出されました。ワインには100万ドル(約1億900万円)の高値がつきそうです。
ワインはシャトー・ペトリュス 2000で、2019年に宇宙に1ダース持って行かれたうちの1本です。約440日間を宇宙で過ごし、地球へと戻って来ました。
複数のワイン専門家や科学者が調べた結果、1年間を地球で過ごしたワインとは異なる味わいであることが分かりました。
検証に参加したワイン研究家のジャーナリストは「香りがより花のようで、より燻製香がします。とにかくペトリュス がより熟成したということです」と話しています。
購入者がその違いを比べられるように、ワインは1年間地球で過ごしたものとセットで売られます。また、隕石で造られたデカンター、グラス、コルク栓抜きが付いてくるそうです。
「440日間を宇宙で過ごした伝説的なボルドーワイン ペトリュスが、文字通り、この世界のものとは思えない変貌を遂げました」
このワインは個別販売により入手可能となるそうです。売上金は今後の宇宙ミッションやワインの研究にあてられます。
アインシュタインの相対性理論とは逆に、地球上のものに比べてより熟成しているというのが面白いですね。何故そのような変化が起こるのでしょうか。私はワインに全く詳しくありませんが、この現象は興味深いです。
今日の英単語:out of this world
out of this worldは直訳すると「この世界の外」ということですが、転じて「この世のものとは思えないほど素晴らしい」という意味になります。とにかく非常に良いことを表し、marvellousやamazing等と言い換えることが出来ます。
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