過去記事「仕事は効率を無視した方がよい」で、トム・ピーターズ氏著「セクシープロジェクトで差をつけろ!」という書籍を紹介しました。
今回紹介する「知能販のプロになれ! 」はトム・ピーターズ氏による3部作完結編です。
この本は、総務部や経理部など、間接部門で働いている方々に、特にお勧めです。
総務部や経理部の仕事は、やらなければいけない事務を淡々とすすめるのが役割で、工夫して付加価値を高める余地はないと思われがちです。付加価値創出どころか、伝票の山と格闘し、締め切りまでにミスなく集計するだけで精一杯、というのが間接部門の方々の本音かもしれません。
しかし、「知能販のプロになれ! 」で、トム・ピーターズ氏は、間接部門は「会社の中の退屈な部署」というイメージを捨て、独立した「総務部株式会社」としての意識を持ち、顧客である関連部門へ興奮熱狂させるサービスを提供すべきだと主張します。
そして、そのための具体的な方法を展開します。部門のメンバーの意識の変え方・モチベーションの高め方、情熱的なチームの作り方に始まり、顧客部門を熱狂させるサービスを考え実行するための50項目のヒントが掲載されています。
トム・ピーターズの読み手を煽りまくる文章を読むと、元気が出てきて「かっこいい仕事をしてやろう!」という気持ちになってきます。
ルーティンワークで忙殺されがちな方々に是非読んでもらいたい一冊です。
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