地下鉄の遅延・運休の原因となった「頑固者」 wrangle


ロンドンの地下鉄で、何本もの電車が遅延・運休となりました。1羽の白鳥が線路上に座り、1時間以上も動かなかったためです。

サウス・アクトン駅を利用する通勤者たちは、この「頑固者の」白鳥の写真や動画を撮影しました。

ロンドン地下鉄によると、白鳥が座っていたため、ウィルズデン・ジャンクション駅ーリッチモンド駅間の運行が出来なかったということです。職員が白鳥を線路外へと誘導する間、14本の電車が運休または進路変更しての運行となりました。

ようやく立ち上がった白鳥を、職員たちがキングスウッド・ロードの入り口で世話をしていると、野生生物保護団体の職員が引き取りにやって来ました。

保護団体は「白鳥は大変混乱しており、どうすれば良いのか分からなかっただけです。とてもやせ細っていて、飛び去る力も残っていなかったようです。感電を避けてケガがなく、とても運の良い白鳥です」と話しています。

白鳥は1晩保護された後、群れに戻されました。


地下鉄関係者の方々や影響を受けた通勤途中の方々は大変だったことだと思いますが、白鳥はケガもなく、無事に群れに戻ることが出来て良かったですね。それにしても、一体なぜ1羽だけ地下に迷い込んでしまったのか、不思議です。

今日の英単語:wrangle
wrangleは「口論する」という意味がよく知られており、特に長い時間をかけて複雑な内容を議論するような場合を表しますが、家畜などの「世話をする」「番をする」という意味もあります。名詞のwranglerも同様に「口論者」という意味と「家畜の世話をする人」「カウボーイ」という意味があります。ジーンズのwranglerは後者の意味から来ているそうです。


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