「悪い習慣」をやめるための方法2 「心の体力」を高める


新しい自分に生まれ変わる 「やめる」習慣」にそって、悪い習慣をやめる方法を考えていきます。

前回までの記事

悪い習慣をやめるためには、精神力や心のゆとりが必要です。
本書ではこれを「心の体力」と呼んでいます。

心の体力は、朝起きてすっきりしているときはマックス状態ですが、仕事や学校で疲れた夜には減少しています。

だから、朝に

「今日は飲みすぎ食べすぎをやめるぞ!」

と決意しても、仕事が終わりクタクタになった夜には

「今日は頑張ったし少しくらい飲んでもいいよね。。。」

となってしまうのです。

本書がいうとおり、同じ人間でも、朝と夜ではまるで別人なのです。

本書によると、心の体力を奪う要因と、その対処法は次の通り。

・寝不足 (対処法:ぐっすり寝る)

・空腹(十分な食事)

・ストレス・過労(ゆとりある生活)

・体調不良(かぜをひかない)

・マンネリ感(達成感を得る)

・ギリギリ感(前倒しでやる)

なお、飲酒は一瞬で心の体力を奪うそうです。これは納得。身に覚えがあります。

3番目のストレスは、自分でコントロールするのは難しいですが、悪い習慣をやめることに取り組んでいる間は、仕事がなどでは無理をしない、というところでしょうか。

でも、気難しい客を抱えた営業マンや、世話のかかる小さな子がいる親などは、ストレスは避けされないですね。難しい問題です。

自分でコントロールできないことは仕方ないので、自分で管理できることでストレスをためないように、無理をしないようにしたいと思います。


次回は悪い習慣をやめるための「骨太の理由」を考えます。キーワードは「危機感」「快感」「期待感」です。


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