【英語留学格闘記32】MBA開始!


本日は【英語留学格闘記】をお送りします。


☆TOEIC400からTOEIC935英検1級MBAを取得した作者の英語遍歴を公開中☆
~いままでのあらすじ~~~~~~~~~~~~~
社会人3年目に同期がロンドン勤務になったことをキッカケに英語学習を決意するもすぐに飽きて勉強をやめてしまう。
そしてとうとう英語とは関係のない部署へ転勤してしまう。この転勤をきっかけに英語学習を再開した。
血のにじむ努力の結果TOEIC815を獲得。
留学生候補公募になぜか合格し留学生候補として留学受験の勉強を開始。
リスニングに苦しめられながらも、音読とシャドーイングを繰り返し、
何とかTOEFL600(CBT換算250)オーバーをゲット。TOP10MBAに合格する。
そしていよいよMBAプログラムが開始された!
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いよいよMBAプログラムが開始されました。

私が入学したMBAプログラムは2年間のコースでした。

1年目には会計、ファイナンス、マーケティング、経済学、統計学、オペレーション、人事など企業経営に必要な知識の基礎を一通り勉強します。それと同時に、論理的に考え、論理的な文章を書きプレゼンテーションを行なう技術を勉強します。

統計学の回帰分析という分析手法が、ファイナンス、マーケティング、オペレーションでの重要な基礎となっていたり、会計で学んだ財務諸表分析をもとに、将来企業が必要とする資金を予測し、最適な資金調達方法をファイナンス理論を用いて判断したり、ストックオプション等の人件費をファイナンス理論を使用して計算しするなど、各科目がお互いに関係し、「企業経営」という一つの目的に統合されていきます。

そして2年目には、1年目に勉強した内容を統合して企業戦略について考え、レポートを作成し、プレゼンテーションやディスカッションを行なう「ケーススタディ」という授業が中心となります。

2年間で膨大な量の知識を吸収し、考え議論することで、膨大な知識が「企業経営を考えるためのフレームワーク」として、頭の中で一つに体系化されていきます。

こうして2年後には「アングロサクソン流ビジネスマシーン」が完成します。

これはものすごく面白い体験でした。

MBA前には、「企業経営」とか「企業戦略」とか言われても雲をつかむような話だったのに、MBAを終えた後は企業戦略を分析したり、自分で戦略を考えたり検証することが快感になってしまいます。

全く知らない企業についてであっても、一晩時間があれば翌朝までには分析レポートを書いてプレゼンし、改善案を提案できるようになります。

なぜ、2年間でこんなに多くのことを学べてしまうのでしょうか。

プログラム全体の構成がよく考えられており、そして各科目を担当する教授が学生から高い評価を得るために工夫しているというのが理由の一つでしょう。

そして、もう一つの重要な理由は、

「2年間学生に無理をさせる」

ということです。

特に1年目は大変です。

私の場合、日本人学生の中でも英語力が低い方だったので、MBAと英語の両方を勉強する必要があり、えらい目に会いました。



お読みいただきありがとうございました。
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