今回は「予備知識無しでもよく分かる経済解説」シリーズをお送りします。
以下の記事の続きです。
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【予備知識無しでもよく分かる経済解説20】世界一わかりやすい国内総生産(GDP)の解説(2)
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GDPデフレーター
前回までの記事で、名目GDPと実質GDPが何かを理解できたと思います。
農家とお餅屋さんが生産量を変えず値段を2倍にしたケースでは、名目GDPが400円、実質GDPが200円でした。
名目GDPと実質GDPでは2倍の違いがあります。
この違いのことをGDPデフレーターといいます。
詳しく説明すると、GDPデフレーターは次の計算式であらわされます。
GDPデフレーター = 名目GDP ÷ 実質GDP
農家とお餅屋さんのケースでは
GDPデフレーター = 400円 ÷ 200円 = 2
となり、GDPデフレーターは2となります。
このGDPデフレーターが1より大きい場合は、物の値段(物価)が上がっている事を意味します。
GDPデフレーターが1より小さい場合は、物価が下がっていることを意味します。
このGDPデフレーターは、物価の動向を表すとても重要な指標です。
このGDPデフレーターは、新聞などで国内総生産(GDP)が報道される場合には、必ずといってよいほどセットで報道されます。
是非覚えておいてください。
【解説】
GDPデフレーターについて
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GDPデフレーターとは、名目GDPから物価上昇(下落)による影響を取り除いて実質GDPを算出するための指標で、次の式であらわされる。
GDPデフレーター = 名目GDP ÷ 実質GDP
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