1枚のTODOリストで人生を変えなさい!補足




今回はその補足です。
 


TODOを具体的に、動詞で書く

例えば、

 □新商品企画

というTODOアイテムを見ても、何をしたらよいのかわかりません。もっと具体的に何をするのかを動詞で書きます。例えば、新商品企画のための次の具体的な行動が競合他社の商品分析の場合は、

 □競合A社の商品パンフをゲットする

とTODOリストに書きます。

TODOアイテムを動詞で書くようにすれば、自然と明確で具体的なTODOを書けます。読む、書く、買う、電話する、メールする、相談する、行く、などの動詞でTODOリストを書きましょう。

TODOに場所も書いておくと便利なことも

TODOアイテムに、会社でやること、家でやること、外出時にやることが混在していると、今できないTODOアイテムを何度もみてしまい非効率です。そこで、TODOアイテムの前に場所名を略称で書いておくと便利です。
例えばこんな感じです:

□外:電池を買う
□家:マウスの電池交換

かといって、「全てのTODOアイテムに場所を記入する」と決め手しまうと面倒くさくなってしまいます。場所名を書いておかないとわかりにくい場合にだけ書きましょう。


やる気が沸かないTODOは分解する

面倒くさい仕事はいくつものTODOに分解してリストアップしましょう。例えば、半日くらいかかる、すごく面倒な資料作成の仕事があったとしたら、次のように分解したTODOを、ぶら下げるように書きます。

□資料作成
  □表1を作る
  □表2を作る
  □グラフ1を作る
  □グラフ2を作る
  □表とグラフをパワポに貼る
  □スライド1のコメントを書く
  □スライド2のコメントを書く
  □スライド3のコメントを書く
  □表・グラフのデータチェック
  □スライド全体チェック

一つのTODOを30分~1時間以内に完了できる作業にまで分解するのがコツです。そうすれば30分の作業が終わる度にTODOリストを消す達成感を味わうことが出来ます。

この細分化TODOは、多い時は数十にまで分解されることもあります。あまり多くなる場合は、1日のTODOリストとは別の紙に書きます。


翌日以降のTODOは別のツールに書く

私のやり方では、TODOリストは1日の終わりに翌日のTODOを書くのが基本です。翌日よりも未来のTODOは書きません。TODOリストの目的はスケジュール管理ではなく、今日することに集中することだからです。

未来のTODOは手帳などに書いておきましょう。そして、そのTODOを実行する日がきたら、手帳からTODOリストに転記して実行します。


全てのTODOを書こうとしない

歯磨きのようにすでに習慣化されているTODO、メールの受信BOXを見れば思い出せるTODOは、TODOリストに書く必要はありません。

書かなくても良いTODOまで書いてしまうと、本当に大事なTODOが埋もれてしまいます。


TODOリストは単純なツールですが、こうして色々書いてみると、結構奥が深いですね。

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